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ワーキングホリデーとは?費用や年齢制限・おすすめの国を解説!

「ワーキングホリデーってなに?」

「 ワーキングホリデーのメリットやデメリットが知りたい!

「おすすめの国をしりたい!」

ここ最近、ワーキングホリデーという言葉に聞き馴染みのある方は多くいると思います。しかし、実際はどのような制度でどういった経験できるのか詳しく知らない人もいるのではないでしょうか。

この記事では、これから海外にいくか悩んでいる人や初めての海外旅行でどんな制度か知りたい人に向けてワーキングホリデーの概要と魅力、年齢制限や費用の解説、目的別に応じたおすすめの国を紹介します。

この記事を読めば、ワーキングホリデーの制度と魅力を理解でき、行きたい国のイメージや準備に必要な費用が分かります。

目次

ワーキングホリデーとはどういった制度なのか?

滞在期間に関わらず、入国するためにはビザが必要になってきます。

海外で長期間滞在するビザの種類として主にワーキングホリデービザ・学生ビザ・観光ビザがあげられます。中でもワーキングホリデービザは他のビザと比べて制限が少ないのが特徴です。

具体的にどういった制度なのか詳しく解説していきます。

海外で暮らせる権利(ビザ取得)を得て、自由に暮らせる制度

ワーキングホリデーとは日本が協定を結んでいる国や地域に長期滞在でき、その国の文化を体験する目的として1980年に導入された制度です。また、期間内の資金を補うために一時的な就労の機会も与える制度です。

滞在期間は観光・語学学校・就労が許されています。

海外で長期間滞在したいけど資金に不安がある方や海外で語学学校・アクティビティを思う存分体験してみたいといった方などにおすすめできる制度です。

18歳〜30歳までが対象で取得できるビザ

ワーキングホリデーはもともと青年の異文化体験を目的とした制度ということもあり、対象年齢は18歳〜30歳までと決まっています。ただしフランスでは29歳以下、アイスランドは26歳以下と他の国とは異なるため、これからワーキングホリデービザを利用したい方は各国の年齢制限が何歳までなのか確認しておきましょう。

年齢が18歳〜30歳の年齢制限があるとお伝えしましたが、年齢が30歳を迎える前に申請できれば渡航できます。例えば31歳になる前日に申請できれば31歳になってもワーキングホリデーのビザを使って渡航することが可能です。

ただし、申請後は1年以内に渡航することが条件です。

ワーキングホリデーのメリット・デメリットは?

年齢制限はあるものの長期間滞在でき、尚且つ制限の少ない海外生活を送れるワーキンホリデービザですが、メリット・デメリットも存在します。

ここからはどのようなメリット・デメリットがあるのかということを具体的に解説していきます。

これから説明する内容はほんの一部に過ぎませんがワーキングホリデーを使って渡航を検討している方に向けて参考になる内容です。

メリット3選

自由度が高いのでたくさん経験が積める

ワーキングホリデーは自由度が高いため、自分自身でカスタマイズした海外生活を送ることができます。

例えば、平日は午前中に語学学校に通って午後からアルバイト、稼いだお金で休日に観光に出かけたり、年中働いたりすることも可能です。極端な話ですが海外に行って何もしなくても構いません。

自由度が高いからこそ、自分の目標や目的にあった計画をして渡航することが可能です。

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いろんな国の方と交友関係ができる

ワーキングホリデーで協定を結んでいる国のほとんどは日本人以外にもさまざまな外国人を受け入れています。滞在先出身以外の人とのコミュニケーションが取れるため、さまざまな国の方との交友関係を作ることも可能です。

多国籍な人とコミュニケーションが取れる場としては、語学学校があげられます。

語学学校に通えば現地で英語を学びたいなど、自分の目的と近い方が通いますので自然とコミュニケーションが増え、さまざまな国の方との交友関係が築けます。

また、ホームステイやシェアハウスを利用したり、現地のコミュニティーサークルを活用できればさらに交友関係も広がることでしょう。

グローバルな交友関係を築けると帰国後も連絡が取り合えるので、世界各国の友人が欲しいといった人にはとてもおすすめです。

休養を満喫できる

ワーキングホリデーは、余暇でさまざまな体験や経験ができるとともに、時間に余裕があるので休暇を満喫することができます。主に社会人であったり、やりたいことがわからず時間をとって自分自身を見つめ直したいといった方にもおすすめです。

例えば、現地の自然やアクティビティや、文化など日本ではできない経験を思う存分楽しむことができます。

現地での体験や経験というのは、リフレッシュであったり、やりたいことが見つかるなど時間と体験ができることによってできるいい機会となることでしょう。

長期期間、海外に滞在できるからこそ可能な経験をやってみるのもいいのかもしれません。

デメリット3選

渡航期間は1年間のみ

長期期間、海外に滞在できる魅力的なビザですが永住できるわけではありません。

目標や目的によっては1年間という期間では足りないということもあります。

しかし、学生ビザなどを活用すれば、一定期間の延長は可能です。

例えば、最初の数ヶ月は語学学校のみ通うということであれば、学生ビザを使用して語学をしっかりと学びそこからワーキングホリデービザに切り替える方法もあります。

ただし、学生ビザは就労の制限などがありますので自分自身にあった選択をする必要があります。

語学力が伸びない

1年間の間で、語学力が伸びず日本に帰国してしまったという方がよくいらっしゃいます。

理由として、語学学校に通える期間に制限があったり、語学力がなくジャパニーズレストランなどの日本語を多く使う環境で働いていたなどが原因です。

語学学校は最長で6ヶ月程度と語学力を学ぶための期間としては人によって足りないという場合もあります。また、語学学校の初心者クラスに入ると日本人が多いクラスで受講する可能性もあるため、困ったら日本語に頼ってしまいます。

ジャパニーズレストランや日本人の多い環境で働いてしまうと、どうしても日本語に頼ってしまう場合があるため、語学力を伸ばしにくい環境になってしまうことがあります。

よく「海外に行くと勝手に語学力が伸びる」と言われますが、日本語に頼ってしまい、英語を話す機会が減ってしまうと語学力が伸びません。

現地で話す機会を増やすため、少しでも話せる、聞き取れるといった準備が大切です。

まとまった費用が必要

後ほど具体的に説明をしますが、渡航前にまとまった費用を準備する必要があります。

ビザの申請代や航空代など行くまでの準備にお金がかかる場合もあります。

また、現地ですぐ就労先は見つかるわけではないので、最初の数ヶ月程度は働かなくても生活ができる費用を準備した方が安心できるのかもしれません。

ただでさえ、不慣れな海外生活で不安なこともありますので、お金の余裕だけは持っておいた方が精神的にも楽になることでしょう。

渡航に必要な費用

ここからは長期間、海外生活をする場合、どのくらいの費用が必要なのかを解説していきます。

ワーキングホリデービザに関わらず、学生ビザ・観光ビザなど、他のビザを使って長期間の海外生活をした場合も参考になるかと思います。

少なくても100万円程度。150〜200万円あれば安心

渡航までの準備期間として、最低でも100万円、150〜200万程度あれば安心できるでしょう。もちろん、これ以上に費用を貯めれるのであれば準備しておきましょう。

目的によって大きく変わる場合もありますが、とりあえず海外に行ってみよう!と思っている方は100万円を目標と基準として準備していくと良いでしょう。

主な費用内訳

ワーキングホリデーで海外へ渡航する場合、大きく分けて下記の5つの費用が必要です。

  • ビザ申請代
  • 航空券代
  • 海外保険代
  • 学費代
  • 生活代

特に、最初の費用としてビザ申請代と航空券代は必ず必要になってきます。

ビザ申請代に関しては、国によって異なりますが大体5〜10万円程度です。

航空券代に関しても渡航先や航空会社によって異なりますが大体20〜40万円程度はみておきましょう。

海外保険がないと、怪我や病気になった際に高額な医療費を請求される場合もありますので必ず入っておいた方が良いでしょう。よくクレジットカード付帯の保険で賄えるといった声もありますが、補償内容が少ないため、補償内容の手厚い海外保険に入ることをおすすめします。相場としては年間30万円程度を目安にしましょう。

学費代は目的によっては必要ない場合もありますが、語学学校に通う方は準備しておく必要があります。こちらも学校や通う期間によって費用は異なりますが30〜120万円程度は準備しておく必要があります。

生活代に関しても、渡航してすぐに就労先は見つかるわけではありません。ホームステイやシェアハウスなどの宿泊費用や食費などが毎月必ずかかってくるため、ある程度の資金は必要になってきます。目安としては6ヶ月は就労先は見つからなくても生活できるくらいの資金は用意した方が無難です。

渡航先や目的によって費用は大きく異なる

渡航先や現地で挑戦したい目標や目的によって大きく費用は異なります。

例えば、ある程度語学力があれば語学学校に行って語学を学ぶ必要がないので学費は抑えられます。友人の繋がりで既に就労先が決まっている場合は生活費はそれほど必要ないかと思います。

また、エージェントを利用すれば、手数料こそかかる場合がありますが就労先を紹介してくれたり、ホームステイ先を格安で紹介してくれる場合もありますのでぜひ活用してみるのも良いでしょう。

人気の国3選と穴場の国2選の魅力を紹介!

ワーキングホリデーの制度や魅力、メリット・デメリットと具体的な費用を説明しました。

ここからは、ワーキングホリデービザで日本と協定を結んでいる国を厳選して、人気の国と穴場の国の魅力を解説していきます。

まだ、どこに行こうか決まっていない方や行き先は決まっているが2カ国目の海外渡航も検討している方が参考になればと思います。

おすすめの国3選

ニュージーランド

大自然で満喫したり、リフレッシュしたいといった方におすすめの国です。

ニュージーランドは多くの自然保護地区や国立公園の施設があり自然豊かな国です。

日本との時差も4時間と少なく、年間通して温暖な気候であることも特徴です。

温暖な島国ということもありマリンスポーツが人気で自然を堪能しながらハイキングをすることも人気なのでアウトドアな方にも向いている国かと思います。

また、他の留学先よりも比較的費用を抑えられるといったところも魅力的な点です。

複数国ワーキングホリデーを利用できる方であれば、まずはニュージーランドで過ごしてみるのもおすすめでしょう。

オーストラリア

南半球に位置しているオーストラリアは年間を通して温暖な気候で過ごしやすいです。

治安の良さや時差が1〜2時間と少ないのですぐに環境に慣れることから、日本人にとても人気のある国です。

最低時給の水準も高く英語があまり話せない方でも現地で稼ぐことも可能です。

また、「ファーム」と呼ばれる農作業や農産物加工で一定以上働くと、2年目も滞在できるワーキングホリデービザを取得できます。

日本人が多く訪れる国ということもあり、日本語が話せる案内人が多くいます。

英語初心者で日本語が話せる環境が安心といった方などにおすすめです。

カナダ

カナダの英語は他の英語圏に比べ、イントネーションになまりがなく聞き取りやすいといった点が特徴です。理由としてはアメリカに近いということもあり、小中学校で学んだ北米英語の発音で話すことが多いからです。

また、多国籍の人を多く受け入れているカナダは留学生の受け入れも慣れているため、差別も少なく、外国人に優しい国柄とも言えます。

ニュージーランドやオーストラリアとは少し異なり、寒い地域が多いことが特徴です。そのためスキーやスノーボードなどのウィンタースポーツが盛んで興味のある方はおすすめです。

クリアなイントネーション英語を学びたい方やウィンタースポーツなどに興味がある方はカナダがおすすめと言えるでしょう。

穴場の国2選

オランダ

ヨーロッパに滞在しながら英語を話してみたいといった方はオランダがおすすめです。

公用語はオランダ語ですが、ヨーロッパ圏の中でもっとも英語が通じる国がオランダです。

買い物やアクティビティを楽しむ際や病院や市役所などの施設を利用する際に関しても英語で対応してもらえるのでおすすめです。

また、芸術の国として栄えていますので視界一面に広がるチューリップ畑があったり、音楽好きな文化のため、レベルの高いコンサートが頻繁に行われています。

犯罪指数も少なく治安も良いので、ヨーロッパでワーキングホリデーをしたいといった方は英語が通じるオランダなんかがおすすめでしょう。

アイルランド

アイルランドの面積は北海道の8割程度で、移動しやすく非常に住みやすいのが特徴です。

イギリス・フランス・ドイツなどいった国が近いため、ヨーロッパ観光に出かけやすいといった点も人気の理由といえます。

また、物価も比較的安く、全体的な物価は日本とあまり変わりませんので滞在中の費用を安く抑えたいといった方にもおすすめでしょう。

留学する日本人も少なく、ほとんどがヨーロッパからの留学生のため、他の国とは違う多様な文化体験ができるのも魅力です。

予算を抑えながら、ヨーロッパ全体を周遊したいといった方にはアイルランドがおすすめでしょう。

まとめ

ワーキングホリデーの解説として年齢制限やメリット・デメリット、おすすめの国を紹介しました。

長期期間制限の少ない生活を送れるビザというのはワーキングホリデービザ最大のメリットと言えます。

ここまで紹介した内容は一部分に過ぎませんし、目的や目標を持って渡航すれば一生の経験になることは間違いないでしょう。

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